2013年8月6日火曜日

お白石持ち行事に参加して参りました。

お白石行事に参加させていただきました。この行事は新しい御正殿の敷地に敷き詰める「お白石」を奉献する民俗行事です。今回全国より7万人方が参加されます。ご縁を頂いています和歌山の一の宮伊太木曾神社係者関係者445名、塩釜神社650名総勢1000名が一斉に綱を引きます。
私達はこの1日(8月4日)
特別神領民となりご奉仕させて頂きます。
まず、お白石は宮川から神領民(神宮の領地内で生活する住民で現在伊勢市内に住む人々)の手によって樽に納められ、選ばれた精々しい場所に置かれ出番を待ちます。近年宮川上流にダムがつくられたことでお白石が少なくなっているようです。
「エンヤー」の掛け声に合わせ一斉にその綱を引きます。「疲れ
たら綱を話していいですよ。自分の体は自分で守って下さい」という案内に、、、私の頭に中では≪TUNAを離とマグロが逃げるがな≫と一人受けていました。
宇治橋まで給水しながら進み、そこで綱を離して宇治橋を渡ります。渡って鳥居をくぐりおて水を受け右手で白い布を渡されその後白石を渡されます。一期一会あと少しでサヨナラする御影内の沢山の石の一つになる。そんな短い出会いと別れの瞬間でした。私が受け取った石はごつごつしていてガイコツみたいな石です。
新しい御殿の中に入りいつもはここまでなのに、なんて考えているとその奥、扉に中へはいり、「ここら辺に置かれてください」「投げないようにしてください」との案内でお白石とお別れ「世界の平和を願います」お心と共にそっと置いて参りました。振り返るとどれがどれやら、直ぐに同化していました。十分気を感じながら通り抜けると荒御霊の前でした。
ゆっくりと宇治橋の方へと向かい、お白石行事の方々を歓待、休憩、お引換な場所へ参りました。ポカリスエットやバナナ、お菓子もあったかな?白木で作ったお白石車の模型も頂きありがとうございました。
解散式を終え、ボランティアの方々の「ありがとう、お元気でお帰り下さいの暖かい笑顔」を頂き帰りの道に着きました。20年に一度の行事、御影内に白石を置くという人生の中でも珍し行事、行為を終えた達成感と、流れた汗、心地よい疲れがやってきました。
取りあえずお白石持ち行事参加のご報告申し上げました。