ここ何カ月でしょう、レンタルビデオを借りてくるのですがことごとく期待外れ。期待とは何だろう?選択を間違ったに尽きるわけですが。余りに外れるのでビデオ店に入ってもまた、外すんではないか、暗示のように聞こえてきます。案の定外れてしまうわけです。
昨日もそんな具合でビデオ店に入り、こんな気持ちでは、一度見て気に入ったものから選択しようとすら考えました。でもそこまですることもありません。チャレンジャーな私はある選択をしました。
「キリマンジャロの雪」です。こんな夏に雪景色は もってこいではありませんか。内容も余り、全く知らないまま、ジャケットの自然を感じながら選びました。
帰って、直ぐに観ました。残念ながら疲れもあり見ないで寝てしまいましたが、最初に挿入されているメーニーリバーザクロースというジミー・クリフの歌がこの映画の良さを感じさせてくれました。私が起きると久美子さんがすでに観ていて「珍しくいい映画を借りてきたね」と褒めてくれました。
翌日、朝から2回連続で観ましたが普通連続で観ますか?昔、ホームセンターで働いていたころホカ弁のイカ丼を2週間連続で頼んだことがありますが、そんな私でも初めての経験でした。
皆さん一度見てください。後で知ったことは、「キリマンジャロの雪」の映画はアーネストヘミングウエイ著の同名の映画あること。
何度も観れたのは、絵つまり背景がとてもきれいなこと、役者が自然にふるまっているような素晴らしい役者であったこと。皆一生懸命に生きていることだったかもしれません。 期待しないで頂きたいのは雪は出てまいりません。
さてこの作品はロベール・キャディギャン監督がヴィクトル・ユーゴーの「哀れな人々」からヒントを得て作られたそうです。ビクトル・ユーゴーつまりレミゼ・ラブルと親戚?だったのです。
挿入歌は2曲でした、先のジョー・コッカーユー歌う メーニーリバーザクロースこの歌手を知れたことは大収穫でした。もう一つはパスカル・ダネル歌うシャンソンも素敵でした。