今日は『カンタ!ティモール』の上映会日でした♡
そして、今はシェア会の真っ最中!
左はその写真♪
遅くまでたくさんの方が残って頂き感謝でございます!
そんな私はblogにて感想シェアさせていただきます。
今回ティモールの映画は2回目になるんですが、
また前回とは違った角度で観ることが出来ました。
カンタ!ティモールは東ティモールが独立してから
4年間をカメラで追ったドキュメンタリー映画なんですが、
東ティモールでみつかった油田の権利によって紛争がおこり、国民の3分の1を失った東ティモール。
そして、それに日本も加担していたという事実。
自分達が納めた税金は、戦争に使われていたという事実。
前は、ただ悲しい。その感情が大きかったんです。
あまりにも衝撃的だったので、それだけで心が埋まってしまったというか。
でも、今回たくさん忘れていた場面があり、
その忘れていたことは、希望そのものでした。
東ティモールの人たちは、
捕虜にしたインドネシア兵に
「僕らはキミたちを殺したくはないんだ」
「ただ、平和に暮らしたいだけなんだ」
と一人一人に言い続けて、そのまま殺さずに捕虜を逃がしていったそうです。
そんな東ティモール人の心が インドネシア人の中からも侵略反対派を生み出すことになりました。
インドネシア兵に東ティモールの人々が捕虜として捕まれば、酷い虐待を受けるんです。鼻だって耳だって切り落とされます。そして自分の家族や友達を殺されていたり、レイプされたりしている。そのインドネシア兵を人間として尊重するのです。同じ地球に生まれている仲間として、愛し、許すのです。
人間にはこういうことが出来る。
私たちにみせてくださっているんだなぁ。。。と思いました。
今、憲法を変えるような政治の動きが見られますが、経済を優先して、人の命を切り落とすようなことは絶対にしない!そんな日本にしていきたい。そう思います。
こういう大きな愛がある映画を観ると、自分にはそんなこと出来ない。と思いがちだと思いますが、
私たちが日々の暮らしの中で人と喧嘩をしない!と心に決めるだけでも世界平和に貢献していると私は思います。
カンタ!ティモールの監督、 広田奈津子さんは
「5年間、取材をして、
自分の家族を亡くしたことのない人に
出会うことができなかった」
と言っておられたそうです。
私たちは、恵まれているんです。
まずは家族や、身近な人へ愛を送ることからはじめていきたいと思います。
yuko