梅をたっぷりの塩水につけてアク抜きをするのですが、その水の中の梅のなんと美しいこと!
ほんのり赤く染まった梅のまわりを銀の光が層をつくりまるで宝石のようなのです。
塩水からひとつ、ひとつ丁寧にとりだし優しく水気を拭いていきます。
これがまた楽しい!!
ガラスの容器に塩と交互に梅を入れていくのですがその時の香りがたまりません。
愛をたっぷりかけて梅干しを作るのですが、この梅干し作りの様子を子どもたちは、また梅干し作るの?と 冷ややかです。
一彦さんしか食べない梅は1年前、2年前のものがまだしっかり残っています。
でも、この梅干し作り、なんとも楽しくてやめられません。
一彦さんの長崎のおばあちゃんは梅干しばあちゃんというぐらい、梅干し作りの名人でした。
梅干しの歌を歌いながら毎日ゲンキに暮らしていました。
そのおばあちゃんが私の夢に出て来て一彦に身体に良い物たべさせんね!