2016年5月31日火曜日

祈りのごはん

こんにちは~(^^)/
あじさいが色づいてきましたねー。

お店前のあじさいナウ

 この淡い色のグラデーションは、今限定ですね。カワイイ~。


食を提供し始めた月船ですが、
『日本の食』といってぜひ 、知っていただいきたい方がこの方です!


青森「森のイスキア」の佐藤初女さんです。
映画「ガイアシンフォニー」や各地講演会などで、すでにご存じでファンの方もいらっしゃるかもしれません。

今年の2月に光の世界へ旅立たれましたが、彼女の姿や言葉が本などでうかがい知ることができます。 (もちろん、おいしそうなおにぎりや料理も♪)


以下は、茶庵月船メインシェフの久美子さんのお話です。

月船が食を始めてから、いろいろな料理研究家の方の考え方や、食についての哲学的な流れがあるのがわかり、お店にも野草の若杉友子さん、甘酒の奥秋さんなど、、講座でいろんな先生に来ていただきました。

その中で模索するうち、『月船らしさって何だろう?』と思ったのが、
原点回帰といいましょうか、
昔から日本人が大地と祈りとともにつながって培ってきた、『祈りのごはん』でした。

改めて、初女さんの『いのちをむすぶ』に心から共鳴しています。

 初女さんの生き方から、
『生命(いのち)をいただく(=食べること)は祈りである』
『すべてに感謝していただく』 ということが確認できたのでした。

 祈りというと、つい「宗教?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
月船では祈りは日常にあります。ごはんのように。笑

 店内には神棚があり(故芹沢文子先生が生前、使ってらしたもので、ありがたいご縁でいただきました。)、祀らさせていただいてますが、時々お客様から「宗教ですか?」と聞かれることがあります。

日本人にとって祈るということはとても自然なことでした。

初女さんはクリスチャンで、祈りの人でした。

祈りが日本人の日常から離れて久しくなりますが、月船のごはんは祈りから始まります。
心からの祈りを込めて今日も元氣定食作っています。



↑↑久美子さん話、ここまで。


画像の本は、別件で本屋に入った裕子さんが、フラッと手にしたもの。

ワタクシもみさせていただきましたが、
初女さんがおにぎりを作っているところ、
カッポウギで梅をひっくり返しているところ・・など、

思わず「おばあちゃーん!!」とひざにうずくまりたくなりました。笑
ココロ渇いた方々(男女年齢問わず)、この本いいですよ~。(て、利害関係はございませんが。)

ワタクシがササった言葉は、
「手を抜くことは、心を抜くこと」p.38

見た瞬間、
ハイッ!そのとおりですーっ!ってカンジでした。笑

外国の方にも読んでホシイな~、と思いました。
難しい禅や神道などの本を読むより、「日本」を理解できるのではないかと。 (個人的意見です。)


最後に茶庵月船インフォです。

以前より、白米のご要望がありまして、定食で酵素玄米か白米、選べる方式となりました。
「白い米が食べたーい!」方、注文の際、おっしゃってください。

また、こちらもご要望に合わせ、コーヒーも近日中にメニューとなります。


では今日もよい一日を♪
ごきげんよう。
by.日愛(ヒメ)