2013年6月1日土曜日

コルべ神父

今日は「コルぺ神父の生涯」の上映会でした。私も今回初めてみる映画でいた。「マックス」というアメリカの名前?マックスは「マキシミリアノ・コルべ」様からとられているのだそうです。それほど敬虔なアメリカ人に慕われている聖人です。映画はかなり古い映画のようで、参加された長崎市内出身の方が、修道院が建てられている場所の近くに本河内水源地が映っていましたが、現在は埋め立てられ住宅が建っているそうです。

長崎にご縁ある方で 日本に印刷技術を伝え、キリスト者に哲学を教えられました。ポーランドに帰るよう命令され、帰られました。それからドイツ軍がポーランド侵攻し、ドイツ軍に非協力的だということでアウシュビッツに入れられました。

同じ建物の一人が脱走、なかなか見つからずその代わり残った囚人の中から10人餓死室へ入れられました。その一人が「私には子供がいる、もう一度会いたい、行きたくない」という若い父親に代わりコルベ神父はその部屋へ入られました。

映画は最初にこう話されました。「アウシュヴィッツで400万人、この中で一人の人間マキシミリアノ・コルべ神父に光を当てることで、400万人に光を当てることができるのではないかと思います」

第二次世界大戦での日本人戦没者数は、軍人・軍属230万人、民間人80万人、合計310万人といわれています(厚生労働省発表)。ちなみに戦没者追悼式で菅首相は戦没者を「300万余」と表現していました。

突然ですが、「GATE」のマッド・テイラー監督が大田大譲住職に質問するシーンが浮かんできました。「原爆に火が残っているのであれば、その火を使って原爆を止めることができないでしょうか」
大田住職は「自信を持って出来る」と話されていました。

東京都23区と島を除いた八王子市や日野市、三鷹市などの人口が約400万人です。