今から300年ほど前に、一中節は京都で起こり、江戸へ伝わり
一中節の稽古本がない家はないと言われていたほど大流行していた時代がありました。
時が移り変わっても、曲から感じ取れる人々の心は変わりません。
京都の品格、江戸の粋が融合した一中節の浄瑠璃を語ってみませんか。
一中節の持つ美しさと楽しさをぜひ体感してください。
<月船より>
六本木武原舞台にて、初めて都了中さんの浄瑠璃『石橋』を聴いた時のことです。若い僧侶がいよいよ´天に通じる石橋’ を渡るくだりでは本当に神々とともに獅子が躍り出てくるような素晴らしい感動に包まれました。若く、素晴らしい指導者です。
一人でも多くのご参加を心よりお待ち致しております。
◆都了中・みやこ りょうちゅう(一中節 浄瑠璃方)
1980年 東京生まれ。十二世都一中の次男。幼少の頃より故都一中師、及び父について一中節、常磐津節の稽古を始める。その後、発声法を芹沢文子師、長唄を芳村金秀師に師事。
1997年 都了中の名を許される。
2002年 福井県武生国際音楽祭に招待される。
2006年9月~2007年3月 ACC(Asian Cultural Cousil)の個人フェローシッププログラムにてニューヨークに滞在。6か月間の研修を行う。
2007年 東邦音楽大学エクステンションセンターにて「浄瑠璃基礎講座」を受け持つ。
2009年 六本木武原舞台にて「第一回 都了中の会」を主催。
2011年 同武原舞台にて「第二回 都了中の会」を主催。国内外での演奏会に於いて浄瑠璃型を務め、舞踊界での演奏、ラジオ録音等の活動も積極的に行っている。その他 映画「千と千尋の神隠し」イメージアルバム(CD)に参加。
会場:月船
会費:3000円
お電話またはメールでお申込み、お問い合わせくださいませ。
042-574-4787 / mooseller@lily.ocn.ne.jp