《《 久美子の月船物語 第17章 》》
先日、私の心の恩人、芹沢光治良先生の沼津芹沢光治良記念館へ行ってきました。
思いがけず「光治良と神展」の真最中でした。
私は感激で胸がいっぱいになりました。
光治良先生の最晩年の作品「神の微笑」からなる神シリーズは、芹沢文学愛好会からも、
芹沢文学記念館を運営する沼津市からも、宗教的ということから長年、理解されずにきたのでした。
記念館いっぱいに神のシリーズ8冊がこのように、愛と理解を持って展示される日が来ようとは・・・。
この神シリーズは、閉じていた私の心の目を開き、どう生きるべきかを教えてくれた作品でしたので、
ほんとうに嬉しくて嬉しくて自然に涙がこぼれてきました。
光治良先生は作家として日本のみならず、世界でも認められた方でした。
大河小説「人間の運命」で日本芸術院賞、芸術選奨を受賞、フランス政府からコマンドールを受章。
日本ペンクラブ会長、ノーベル文学賞推薦委員を務める等、作家としての社会的地位をしっかりと確立した先生でした。
その光治良先生が89才から亡くなる96才まで、毎年一年に一回書き下ろした「神の微笑」
から始まる全8冊は、その社会的地位を全て捨て去るような、そんな内容でした。
「人間は使命を受けてこの世に生まれてくる。」
「宗教ではなく神とは全てを司る宇宙エネルギー、これを大自然の神と呼ぶ。」
「死とは肉体の消滅に過ぎず、命(魂や精神)は決して滅びることはない。命は永遠に続くものである。」等、
今までの作品とは全く違った世界を光治良先生の実体験を元に惜しむことなく教えてくださっています。
その第一作「神の微笑」のあとがきの中で、
「その時偶然、庭の泰山木に話かけられて驚いた。何度も試みて庭の他の樹木と対話が出来ることを発見した。」
「それで知った、樹木でも多年心を注げば話し合えるようになるが、これは愛の力だと。」・・・。
先生は大切に育ててきた木々や、天国の友人ジャックからさまざまな事を教えられたのです。
三女の芹沢文子先生は「神シリーズのお話はほんとうのことです。」
「学校から帰ってくると四人姉妹は皆、二階の父の所へ真っ先に行き、父の顔を見てから母の所に行くというように、
皆、父のことが大好きでした。ほんとうに優しい父でした。」と話されます。
何冊もの著作で有名な鈴木秀子シスターは、その著書の中で「優しい人」という項で、光治良先生を紹介されています。
神に仕えるシスターからみても特別に優しい方だったのですね。
この神シリーズからもこぼれるように光治良先生の優しさが伝わってきます。
樹木の優しい波動と会話が出来るまで優しい方、それが光治良先生なのではないかと思います。
光の時代に入ったと言われる今、光治良先生の優しい命の波動は私達の未来の希望です。
私たち一人一人が内なる光のエネルギー体を、限りなく優しい波動に進化させていくことが、とても、とても大切な時、それが今です。
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