11時集合して石上神宮などなど御寄りして夕刻伊勢神宮会館に到着。夜ともなれば少し肌寒くもありますが、心地よい気温。伊勢は穏やかな上弦の月にお星様が暖かく迎えて頂きました。神宮会館職員の方達の「お帰りなさい」の声は魂の故郷へ帰ってきた印でした。 翌日は早朝参拝、これまた穏やかな、穏やかな一日の始まり内宮参拝後は赤福本店へ。網を持っている方を発見!「カニを採っているんですよ」とは伊勢生まれの従業員の方。この新橋から上は神様の領域でカニなど捕獲してはいけないそうなんです。新しい学びになりました。 朝食後は外宮・内宮の正式参拝。その後は百合野さんのお宅に伺い百合野さんの歴史を学ばせて頂きました。90歳になり、毎日の参拝は入口の鳥居まで、1日と15日は中まで入られるそうです、まだまだお元気でした。翌日も過ごしやすい穏やかな日を頂き、早朝参拝で鹿島神宮の名誉宮司上野様と出会いご一緒に参拝させていただきました。白黒の幕「鯨幕」とは何でしょう。まったく知りませんでしたが、本来は、弔事・慶事に関係なく使用され皇室や神社では慶事にも使用する幕なのだそうです。何処からそんな話になったのか記憶にありませんがほとばしるほどの知識、伊勢に行くたびに出会わせて頂ける喜びを感じています。10月は伊勢神宮で一番のお祭り「神嘗祭」の月。何度でもいいますが穏やか穏やかな時間がゆっくりと流れるそんな一日でした。